ガソリン価格が高騰している。

問題なのは、ガソリン価格における税金の割合。

ガソリン価格には、当然ガソリン税が含まれている。
ガソリン税とは、揮発油税と地方道路税を合わせたもの。
ちなみに揮発油税は国税、地方道路税は地方税だ。

揮発油税(48.6円/l)+地方道路税(5.2円/l)=53.8円/kl

これだけ、ボクらは支払っているワケだ。
(払うのは御主人だけど)

でも、上記の額は、あくまでも暫定値。
本則では、

揮発油税(24.3円/l)+地方道路税(4.4円/l)=28.7円/kl

となる。

どうして暫定的に高率の税が課せられているのか。
それは、道路整備計画の不足財源確保のため、
何度となく暫定的に増税が繰り返されてきたからだ。

暫定税率ってのは本来、適用期限が決められてるものだ。
だからこそ、「暫定」って呼ぶワケだよね。
それなのに、暫定税率の適用期限が来るたびに、
またしても暫定措置として期限を延長。その繰り返し。

いつになったら、この国の「暫定」は終わるんだろう。

渋滞という言葉を忘れるほどスイスイと走ることができ、
この先ずっと使いやすく快適な道路を維持してくれるなら
この高税率だって我慢できなくもないけどさ。